早く、プレゼンのシナリオを考えないと。。
あー、発表の資料も準備しないといけない。時間が、、、
皆さんも、おそらくこの記事を読んでいるということは、このようなシチュエーションに陥ったことはありませんか。時間がないと思っている方にこそ、ぜひこの記事を読んでいただきたいです。
そもそもプレゼンテーションって何のためにするの??
自分の考えや意見を相手に伝えるためでしょ??
皆さんもこのように思ってはいませんか?
ビジネスに携わっている人なら規模の大小はあっても、様々なプレゼンテーションを行っているでしょう。本来の意味を考えず、相手に「伝えること」を第一の目的として行っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、相手に「伝えること」を目的としたプレゼンでは、「いいプレゼンだったね。」で終わってしまいます。プレゼンスキルとしての評価は高くても「企画が全く通らない」、「クライアントが製品を購入してくれない」なんて状況に陥ってしまう苦い経験を味わったことのある人も多いのではないでしょうか。
じゃあ、どうすればいいんだー?
そんな「ただ上手なスピーチ」で終わってしまう前に、プレゼンの本来の目的を考え、現状を脱出していきましょう。
そもそも、プレゼンテーションとは?
プレゼンテーション=「presentation」であり、贈呈、授与、紹介、披露、発表、提示、発表の仕方といった意味があります。このことから、主にビジネスの場では、「発表」つまり「相手に分かりやすく物事を伝える」という意味で用いられていることが多いです。しかし、これでは「相手に単に情報を提供しただけ」になっていませんか。
ビジネスにおいて、発表するということは当然何かしらの「利益」が必要ですよね。。
つまり、準備のために費やした努力の成果を求める必要があるということです。そのため、このサイトではプレゼンテーションを「相手に伝え、理解してもらい、行動に移してもらうまでの一連の技術」であると定義したいと思います
プレゼンテーションの目的は?
結論から申し上げると、プレゼンの目的は「聴衆に行動してもらうこと」です。
上手く発表できたなー。準備もしっかり出来たし良かったなー。
すごくわかりやすかったです。参考になりました。
では、失礼させていただきます。
あれ?契約は??
何のために頑張ったんだ??
このようなことになってはいませんか?相手がプレゼンを理解していなかったというわけではないようです。相手は十分に内容を理解しています。では、一体何が原因だったんでしょう。
プレゼンテーションには3つの段階があります。
- 相手に対して正確な情報を分かりやすく伝える
- 内容に興味を持ってもらい、理解してもらう
- 理解した内容を行動に移してもらう
大抵の場合、2段階目で満足してしまい、取引が終了してしまいます。
聞き手は「どのように行動すべきか」までしっかりと理解できていないのです。
つまり、聞き手はあなた(発表者)の意見をしっかりと聞いたうえで「安心して」次の行動に移りたいのです。この違いをご理解いただけたでしょうか。この目的の違いをいしきするだけで、今後説明していくプレゼンテーションの「準備・作り方」が大きく変わってきます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回はプレゼンテーションの目的について詳しく解説しました。多くの方がこの目的意識をしっかりと持たずに、資料の準備に多くの時間を費やしてしまっており、プレゼンで失敗してしまっています。「聴衆に行動してもらうこと」を意識するだけで、自ずと必要なことが見えてきます。読んでいただいた方の努力が水の泡にならないことを祈っております。
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